2012年4月2日月曜日

見返したくなる手帳に。4色ボールペン手帳活用方法(色の使い分け方)


どうもご無沙汰しておりました。sadaです。


photo credit: hichako via photopin cc


新年度が始まりましたね。この時期は何か新しいこと始めたくなる人も多いのではないでしょうか?
何か計画を立てる上で役立つのが手帳。


本日は「sadapult流・4色ボールペン手帳活用方法」をご紹介させて頂きます。



もともと手帳が好きで、手帳に色々記録しておくのが好きな性格です。
そのため、日々あれこれと使い方を試行錯誤しています。

そんな中、現段階で行き着いた4色ボールペンを使った手帳の書き方があります。

人に話すことがあるとウケが良いのでご紹介させていただきます。



なんでボールペンの色を使い分けるのか?



なんで手帳に記入する時に4色ボールペンの色を使い分けるのか。



それは、「ぱっと見てどこにどんなことが書いてあるかわかる」からです。



僕はほぼ日手帳を使っていて、毎日のページに思いついたアイディアとか、楽しかったイベントの感想とか、仕事で感じたことや色々なことを書いていました。


でも後から見返しても「どこに何が書いてあるのか」が一目では分かりませんでした。


せめて、「どこにどんなジャンルのことが書いてあるのか」を分かるようにしたい。


そう思って色を使い分け始めたのがきっかけでした。


メモのジャンルに応じて色を使い分けること。
それだけで後から見返した時にグンと見やすくなりました。


1つのページに複数のメモが残っていても、色で情報の種類が判断できるので、「この前の仕事の打合せメモはどれだ?」というのも見つけやすくなりました。


そして見やすいから残したメモを読むようになり、そのメモが役に立つ機会が増えました。


手帳のメモが役に立った経験があると、またメモを残すようになり…という好循環がやってきます。


そして何より、メモや記録が残っていると「後で見返して楽しい」ということに気がつきました。


使っている4色ボールペンの紹介


次は使っているペンの紹介。実際は個人の好みでいいと思いますので参考までに!

ジェットストリーム4&1 ブラック 0.5 MSXE510005.24



黒、赤、青、緑、シャーペンの機能のペンです。

<おすすめポイント>
・ジェットストリームの滑らかな書き味が好き。
・滑らかだけど、線の質感はボールペンに似ている。
・マットな質感なボディがビジネスシーンでも○



4色の使い分け


さて肝心の各色の使い方ですが、僕の場合以下のようにしています。


プライベートの生活に関すること、仕事を離れた自分の考えたことや感情などを書いてます。

例えば…

・○○が欲しい
・もっと早く寝てすっきり目覚めたい
・リアル脱出ゲーム行って楽しかった!
・給料入った!ひゃっほう!

などが書かれています。
緑は癒しの印象があり、書いていて楽しい色です。

便宜上、「プライベート」と書きましたが、「仕事以外のもの」といったニュアンスの方が正しいです。




仕事に関するメモ、覚え書き、振り返りなどが書かれています。。

例えば…

・○○の作業時間を見誤ってスケジュールに遅れが出た。
・□□さんの会議の進め方の〜〜なところをマネしよう。
・SEさんとの連絡の際に気をつけること。
・デザイン提案の際に盛り込む4つの視点は〜。

青にしたのは、振り返った時に、4色の中で一番冷静に見れそうだから。それに青は誠実さとか信頼感を表す色なのでビジネスにも合っていると思います。




重要な箇所。目立たせたい箇所に使います。

やはり一番目立つ色なので、ここぞとう時に使います。乱用は禁止!

・忘れちゃ行けない締め切りがあるもの。
・他の色で書いたメモの特に重要な部分に線を引いて目立たせる。


ちなみに、黒、緑、青は0.5mmの細い芯を使っていますが、赤だけは0.7mmのものに取り替えています。
これも赤を目立たせるため。
他の3色は太すぎるとメモがあまり残せないので細いものを使用してます。



■黒

自分の感情や考えが伴わない無機質な情報。緑や青は自分の感情や考えたことを書くことが多いのですが、黒は自分の考えや感情を含まない情報を書きます。

例えば、

「今年も忘年会の企画しなきゃ!」というメモは、遊びのことで思いついたこと・やりたいことなので、プライベートの緑色を使います。

一方で、「店の予約」「18:00 改札集合」などは、やること・事実といった感情を含まない情報なので、黒を使います。



実際にこのルールを使うとこんな感じになります。


(はっきり見えるとまずかったり、恥ずかしかったりするのでぼかしています)



このページを見ると、左のページには仕事のメモと落書き(web上で見かけたグラフィックの書き写し)があり、右のページにはプライベートメモがあるとパッ見てわかります。



ほぼ日手帳は1日1ページのメモ欄があります。日付情報と、内容のジャンル(色づけ)があれば「いつ頃、どんなことを書いていたのか」を結構思い出せるものです。




ここまで書いておいて今更ですが、僕自身も厳密に使い分けているわけでなく、その時の気分で多少の変動はあります。とあるメモが思いもよらないところで役立つかもしれませんしね。



その辺は自由気ままに!
だって基本的に自分のために書いているものだし、自分しか見ないものですから!


この4色の使い分けルールはスケジュール欄でも使える


今、ご紹介させて頂いた緑(プライベート)青(仕事)赤(重要)、黒(メモ)のルールはスケジュール欄でも使えます。


例えばこちら。例によってぼかしてます。



平日は青が多め、土日は緑が多めになってます。


平日に緑がくる時は仕事終わりに誰かとの飲みの約束があるときだったりします。


締め切り日とかには赤が入ってます。



こちらも色分けをすることで、パッと見た時に分かりやすくなります。
平日に入ってた友達との約束を忘れてしまってた!なんてことも少なくなります。



土日に緑が沢山入っていると嬉しくなります。
土日に青が入ると悲しくなります。



色分けすることで得られるもうひとつの効果


日々のメモを色分けするとパッと見て、どこに何が書いてあるがわかり、読み返すようになり、またメモを取るようになる、という好循環が訪れるということは先ほど書きました。


しかし、そのルールを適用している内にもうひとつの効果に気づきました。


自分の最近の状態をチェックできます。


青ばかりが続くと、「私生活をないがしろにしてないか」と振り返れたり、
緑が続くと「最近たるんでないか?仕事も頑張らなくては!」なんて気づけたり。


何にも書いていない日が続くと、「あぁ、書く心の余裕がない日々だったんだな」と振り返れたりして、過去の自分を微笑ましく見ることができます。


自分の気持ちの変化を観察することができて楽しいですよ。


こういった記録をしていたおかげで、自分の日々のリズムがわかってきました。


3ヶ月に1度くらい、どうも調子が出ない時期がやってきます。


でも、その周期がわかったおかげで「この正体不明の不調もいずれ解消する」と落ち着いて受け入れられるようになりました。



sadapult流・4色ボールペン手帳活用方法(色の使い分け方)まとめ


・色を使い分けるとどこにどんな種類のメモがあるかパッと見でわかるようになる
・色つきだと見返す→メモが役に立つ→メモをまた残す。の好循環が訪れる
緑:仕事以外
青:仕事
赤:重要、締め切り
・黒:感情や思考を伴わない情報
・記録によって自分のリズムがつかめるようになる
・おすすめ4色ボールペン
ジェットストリーム4&1 ブラック 0.5 MSXE510005.24


いかがでしたでしょうか。
これから新生活を始める人たちの役に少しでも立てたらいいなと思い書きました。


社会人じゃなくても、学生さんでも「遊び/学業(就活)」とかで使える方法だと思ってます。
もしよかったら新生活で試してみてください。


仕事もプライベートも充実した日々になることを祈っています!


読んで頂きありがとうございました。手帳ネタ第2弾やるかもしれません。
それでは、また。

sada

2012.4.5追記
sadapult流手帳術第2弾スケジュール欄の埋め方」という続編も書きました。
よろしかったら併せてお読みください。


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