2013年1月8日火曜日

本の紹介始めました。「泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。」

どうも、sadaです!
今日から読書レビュー始めます。

 

というのも、実は私、読書が趣味の一つでして、小説・実用書ともに読むのが好きなんですよ。少しではありますが、毎日読書の時間を確保するようにしています。

mixi時代は結構レビュー書いてたんですよね。そうすると、それを見た人が他にもオススメの本を紹介してくれたり、僕のレビュー見て読んでみたよ〜なんてこともちらほらあったりして嬉しかった覚えがあります。
好きなこととこのブログを結びつけたら、前よりも書きやすくなるんじゃないだろうかと思いまして試しに始めてみた次第です。

では早速、記念すべき第一弾をご紹介したいと思います。

 

タイトルから受ける印象とは異なりエンターテイメント要素あり!

「泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。」永嶋 恵美 (著)



タイトルに「泥棒猫」「恋人、強奪します」なんてあまり穏やかではない単語が目につきますよね。
昼ドラみたいな感じか?なんて思いきや、むしろ9時からのドラマとかでもいけそうな内容です。エンタメ要素あります!

 

あらすじとしては、主人公のヒナコさんが、色々訳あって今の彼氏と別れたい思っている女性から、その彼氏を奪い取る話。
ヒナコさんの仕事は彼氏を強奪することなのです。別れ話をしてこじらせると大変だけど、彼氏をヒナコさんが奪ってしまえば、別れたいと思っていた女性としては勝手に男が離れて行くから都合がいいわけです。
正確には、ヒナコさんはただ男を奪い取って別れさせるだけではなく、依頼人の女性を本当の意味で助けることをしてくれます。
そのことについてヒナコさんは「かつての自分を助けたいから」といった内容のことを言っていますが、一体何があったのかは作中では触れられていません。

 

この物語は、タイトルからは昼ドラの匂いがしますが、後読感は割とすがすがしくなっています。

そこがなんともズルいなぁ(笑)なんて個人的には思うのですが。
テーマとしては、「女性が男と別れたい、だから誰か別の人が奪ってくれればいい」という、立場やシチュエーションが違えば結構ひどい話にも見える題材なのに、なんかうまくきれいにかっこよくまとまっているという。
や、褒めてますよ!だからズルいなぁ(笑)という感想なのです。

この物語を読んで、かつて女性の友人が「きっと女ってとてもズルくて、でもそれを許してほしい存在なんだと思う」と言ってたのを思い出しました。
なんのこっちゃ、と思って聞いてましたが、この本読んだらその人の言葉がちょっぴりわかるような気がしました。

 

気になった方はチェックしてみてください。
それでは、また。sada

 

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