2012年7月10日火曜日

睡眠サイクルが90分って本当?記録してわかったスッキリ目覚める睡眠時間。


photo credit: Unicorns Abound via photo pin cc


毎朝スッキリ起きれてますか??

前日の日の疲れが残っていて起きるのが辛い日もあるでしょう。
沢山寝たのにまだ寝たりないってこともあるでしょう。

一方で、そんなに寝てないはずなのに妙にスッキリと起きられる日があります。

これって何でだろう?

毎日、スッキリ起きれたらどんなに楽なことか!
素敵な起床をコンスタントに得るために、睡眠について観察してみました。


■90分の睡眠サイクルでも起きれなかった自分


「睡眠にはね、深い眠りと浅い眠りのサイクルがあるんだよ」

こんな話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
いわゆる、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」というやつ。

それぞれどんな状態かというと。
「レム睡眠」→眠りが浅い状態
「ノンレム睡眠」→眠りの深い状態

睡眠中は、この2つがある周期で交互に現れています。
眠りの浅い「レム睡眠」のタイミングで起きると目覚めが良くなるそうです。


レム睡眠がやってくる周期が「90分」って言われています。
だから90分の倍数の睡眠時間を確保するといいよ、って話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
90分の倍数、つまり、4時間半、6時間、7時間半とかですね。

この理論を知ってから何度となく試してきました。
でもいまいち効果を感じられませんでした。
「ちゃんと起きれないのは自分の意思が弱いからだ…orz」
無意識のうちに止めたアラームを見ては自己嫌悪していました。

そんな風に自分を責めつつも、どうにかして、毎朝の夢と現実を行き来しながら布団から出るという苦行をどうにかしたい!と思い続けていました。


■ふと気がつき、90分説に疑問を持ち始めた


そんなある日、またしても似たようなことを書いてある記事を目にしたのです。


「人の眠りのサイクルは90分前後と言われていて、その周期に合わせて起きると目覚めがスッキリします」

ハイハイ、それね。知ってる。何度も試したよ…。

と、いつもの僕なら見逃していたかもしれません。

しかし、ふとあることに気がつきました。
もう一度、睡眠サイクルについての文章を見てみる。

「人の眠りのサイクルは90分前後と言われていて、その周期に合わせて起きると目覚めがスッキリします」

さらに細かく見る。

「…サイクルは90分前後…」

「…90分前後…」

「…前後…」

なん…だと…?


気になってもう少し詳しく調べてみました。
今思えば、ちゃんと調べたことはありませんでした。

すると、
"レム睡眠とノンレム睡眠はセットで発生し、平均的には約90分サイクルで繰り返します。ベッドに入ってから目覚めるまでの間、個人差はありますがおおよそ約80分~110分のサイクルで、レム睡眠とノンレム睡眠は交互に規則的に4~5回繰り返します。"

レム睡眠とノンレム睡眠
レム睡眠とノンレム睡眠はセットで発生し、平均的には約90分サイクルで繰り返します。ベッドに入ってから目覚めるまでの間、個人差はありますがおおよそ約80分~110分のサイクルで、レム睡眠とノンレム睡眠は ...
睡眠時間は90分とは限らない。

「!」

僕の計算はズレていかかもしれない!?

もし仮に90-10=80分のサイクルだとしたら。
4サイクルで、80分×4サイクル=320分=5時間20分。

つまり、1サイクル90分で計算した場合(90分×4サイクル=360分=6時間)に比べて40分も差が出る。

40分っていったら、1サイクルの真ん中あたり。
つまり、まだ眠りは深く、起きにくい状態ということ。

僕はこれまで、起きにくい時間に頑張って起きようとしていたのかも。
そして起きれず、自分を責め続けていたのかもしれない。

だいたい、個人差がない方がおかしいんじゃないかとさえ思えてきた。
これは検証の必要性があるぞ。


■1サイクル80分という仮説のもと、試してみた


実際に睡眠時間を記録して試してみました。

仮説→自分のサイクルは80分なんじゃないか?

過去に4時間睡眠で案外すっきり起きれたことがあり、その他にも思い当たるフシがあったので上記のような仮説を立ててみました。

80分だとすると目覚めが良くなるための睡眠時間は…

・4サイクル→80分×4サイクル=320分=5時間20分
・5サイクル→80分×5サイクル=400分=6時間40分

とか。

6時に起きようとしたら、0:40か23:20に寝ればいいことになります。

これを意識しながら睡眠時間を調整して、記録をとってみました。

記録したのは以下の3つ。
・就寝時間
・起床時間
・目覚めた時の気分

記録は土日も含め、15日間続けてみました。
具体的な数値は長くなるので割愛します。
別途、実践編として記事を書けたらと思います。


■80分単位で睡眠時間を設定した結果


結論から言うと、以前よりもスッキリ起きれることが増えました。

やっぱり僕は1サイクルが80分くらいなのかも!
目覚めの良い日は80分の倍数に近いです。
夜中に目覚めてしまった時もこのサイクルに近いので、僕自身としては割と納得がいく結果になりました。


また、やってみてわかったことがあります。
起きる時間は「何時に起きるか」ではなく、「どれだけの時間寝たか」で捉えた方が目覚めやすいこと。

例えば5時50分に目が覚めたとします。

以前は、「まだ5時50分か。6時まであと10分寝れる…」となっていました。
これは「何時に起きるか」で捉えた場合。

睡眠時間を計測し始めてからは、
「5時50分か。4サイクル分の5時間20分寝たから起きるか」と思えるようになってきました。

「どれだけの時間寝たか」を意識することによって、自分が起きやすいタイミングで起きれることが増えました。

ただ、前日の疲労具合にも寄るなといった感じもあります。
通常は4サイクル(5時間20分)にして、疲れてるなと感じている時は5サイクル(6時間40分)と、使い分けてみても良いかもしれません。
これは今後も試してみようと思います。


■まとめ


・90分とは限らない!記録してみたら自分のサイクルが見えてきた!
・サイクルに合わせて起きると目覚めがいい!
・起床時間ではなく、睡眠時間で捉えるようになったら起きやすくなった!


本日も読んで頂き、ありがとうございました。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。
自分の睡眠時間について思い当たるフシがある人は試しに記録をとってみることをオススメします!
睡眠が変わるかもしれませんよ!

それでは、また。
sada




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